世の中と私

グチです。でも世間のおかしさをいちいちいうと世間にいられないでしょ。

ワイロ文化が浸透する国々の社会的背景とは

共産主義国家、旧共産主義国家の統計がなぜ当てにならないのか、なぜそういう国々には汚職やワイロが普通なのかについて考えてみよう。共産主義国家で実務としてどういうことをしたのかを考えてみれば分かる。たとえば日本でいうと日本のトップも(政府の高…

岡田斗司夫のホワイト革命

今の日本と世界でおきていることは日本史でいうと江戸から明治へくらいのことだ。岡田斗司夫はコロナ禍は世界戦争だったと考えている。そして世界戦争はだいたい4年間。そういう意味では今はもう戦後だ。 私もなんとなくそういうふうには感じていた。こうい…

バタフライエフェクトと情報の広がり:Kポップ vs ジャニーズ

既成メディアとインターネットを中心としたメディアでは情報の流れ方が違う。既成メディアでは本社編集部なら本社編集部にすべての情報をいったん集める。その集まった情報を取捨選択編集をして全国なり全世界に届けるカタチだ。いっぽうインターネットを中…

若者の悪ふざけによる大問題!回転寿司店のバズり効果

漫画家が自殺された。お悔やみ申し上げる。松本人志の騒動もある。こういうことに関して私は過剰に反応はしている。事実どうであったかは私には不明だ。 こういうことが既成メディアからインターネットを中心としてメディアへの転換点になると思っている。私…

ひきこもれ <新装版> ひとりの時間をもつということ

ひきこもれ <新装版> ひとりの時間をもつということ (SB新書) 作者:吉本隆明 SBクリエイティブ Amazon 吉本隆明は戦後を代表する思想家だ。吉本が「10年いっちょ前」といっている。10年ある仕事をしているとそういう身体んはるという。そういう身体にな…

アメコミは多神教の神話

アメコミについて色々な話がある。私はアメコミに詳しくないのだがあの世界は多神教の神話みたいだと思っている。 www.youtube.com スーパーマンとバットマンの両方が出てくる映画もあった。スパイダーマンも話が複雑になっている。スーパーマンのもう何世代…

メディア論の第一人者、マクルーハンの斬新な考え方

マクルーハンはカナダ人の文明批評家だ。そしてメディア論の第一人者。 今こそ読みたいマクルーハン (マイナビ新書) 作者:小林 啓倫 マイナビ出版 Amazon 正直私はマクルーハンを読んでいない。ただおそろく斬新だった。 1,メディア+コンテンツなのだ。 …

平成ジャンプ: 80年代の価値観が現代に残る

私は記憶が20年か30年飛んでいる。その間はひどく病状が悪かったのだろう。ただある時から病期が回復してきた。私はそんなふうだ。だが回復して来る時に世間が不思議に思えた。昔のままのことをやってるのだ。 昔というのは80年代のことだ。あの頃には…

統合失調症回復の記録 26

昔「シャイニング」という映画があった。原作はスティーブンキングだ。映画ではジャック・ニコルソンが父親役だった。 www.youtube.com 子供の頃に父親が荒れていた経験があるひとにはジャック・ニコルソンの演技はトテモリアルだ。実際あんなふうに感じる。…

投資マインドの欠如: 日本人の課題と可能性

今の日本人には投資マインドがない。投資というとマネーゲームだと思ってしまう。でも勉強や遊びが自己投資だというように投資というのはマネーゲームのことではない。 たとえば日本がある件に年間1兆円の投資を30年続けるとしよう。そういうことで使った…

制作費高騰の原因とは?テレビと映画のキツい現状に迫る

テレビと映画はキツい状況だ。その理由の一つが制作費。制作費がかかりすぎるのだ。制作費高騰の原因の一番の原因だ高画質高温室であることだ。 今のテレビ番組も映画も本当に音も画質も良い。あのレベルの音質画質でテレビ番組や映画を政策いしょうと思うと…

ネット炎上と「私見を述べた」フレーズの意味

今ある件でネットが燃えまくっている。そしてネット上で「私見を述べた」というフレーズが溢れている。 単純な話「私見を述べた」と書いてるヤツはどう思っているの? 昔からこういうやり方はあることはある。言いたい放題いうひとが時によっては大学生だっ…

熱狂の80年代:テレビやお笑いが盛り上がる時代

1980年代の日本はいろんなモノいろんなトコロが熱かった。テレビやお笑いも熱かった。当時私もテレビやお笑いに関するインタビューや記事を読んでいた。 「オレたちひょうきん族」というバラエティ番組があった。横澤アキラというプロデューサーが「コン…

統合失調症回復の記録 25

久米宏の失敗 正誤の問題としての間違い

日本社会にはたくさんの間違いがある。間違いと私が書いているのはこれは善悪の問題ではないからだ。善悪の問題ではなく正誤の問題。 1980年代が日本のターニングポイントだった。久米宏がニュースステーションで人気だった。私は久米宏は冷静に淡々と番…

一軍、二軍、三軍:イジメの背後にある暗黙のルール

漫画家が自殺された件で過剰な反応がおきていると思っている人が多いはずだ。 多くのひとはあの件がイジメに見えるのだ。そして過剰な反応をしている人たち(私も過剰に反応している)は(おそらく)自分がイジメられた経験とかぶっている。ということはこん…

わからないものはわからない。 運の良し悪し

運が良いのか悪いのかはわからない。私はずっと不幸で底止まりしている。 不幸で貧乏だからいろいろ考えざるを得なかったしいろいろやらざるを得なKった。お金のことや家族のこと自分の病のこと、それ以外にもたいていいつも考えなきゃいけないことがあった…

統合失調症回復の記録 24

すべて敬称略です。 なぜどうやって自分が回復したということはいえない。自分でもわかりない。ただ時代の転換点に回復しているのは事実だ。 私が①弁好きな芸人は島田紳助だった。シンスケさんが80年代に当時の若者のドキュメンタリー番組の司会をやってい…

統合失調症回復の記録 23

50代の約10年は苦しくもあったし大変でもあった。 統合失調症は考え方によっては「フィクションを現実だと思い、現実を現実だと認識できなくなる病気」だ。私は子供の頃から大変だった。それは現実がだ。そういう過酷な現実に対する反応としては統合失調…

メロドラマ監督の新たな時代

WW2(太平洋戦争、大東和戦争、戦争の名称を明確にしてほしいのだが)が終わったのが1945年だ。50年代までは戦後の闇市みたいな時代、次の1960年代は糖度経済成長、まだ貧しいのだが夢があった時代、次の1970年代はオイルショックがあって暗…

資本主義(=市場主義)が限界に来ている

資本主義の終焉と歴史の危機 (集英社新書) 作者:水野和夫 集英社 Amazon 水野和夫はエコノミストだ。水野は資本主義が限界を迎えていると考えている。そして今の世界はハードランディングシナリオに向かっているのでこれをソフトランディングシナリオにする…

デジタルというから混乱する 情報の流れの変化

今(2024年)に急速にテレビや新聞や雑誌のようなメディアからインターネットを中心としてメディアへと大きくシフトチェンジがおきている。私は別にインターネットを中心としてメディアが素晴らしいとは思っていない。 この2つのメディアの違いは情報の…

統合失調症回復の記録 22

何度も書いているが頸部ジストニアがやがて治る。腰も腹も全身おかしかったし精神も環境もいったんボロボロになった。 余談だが今年私は後厄だ。厄年のそもそもの意味は不明だ。だが経験的にこの当たりは人生のターニングポイントだ。違う言い方をすれば曲り…

異界〰語りえぬ領域 まず精神疾患について

どうやら私たちには語りえぬ領域がある。それは性愛、死、精神疾患、子供のような領域だ。だからといってこういう事柄についてやりたい放題だと考えているわけではない。 精神疾患についてまず書く。 狩猟社会ではトップが二人いるのが普通だ。これは世界的…

自分が宗教にズブズブだからいえること 旧統一協会問題について

私は浄土真宗の信徒で生長の家の師友だ。生長の家は改宗しないタイプの宗教だ。ただ生長の家は長年極右だった。この件については正直「弱ったな」という気持ちだった。私はあまりに不幸が多すぎてそれをなんとかしたいと思って生長の家の師友になっただけだ…

2024年(今年)にありそうなこと 2つ

①財産税導入 これは景気対策とは違う話だ。 日本の地価がある時からおそろしく寝上がった。このコトによる日本の中の不均衡がおきている。特に東京の地価はおそろしく値上がりした。このことは問題というより論点だ。この論点への解として財産税というのはあ…

統合失調症回復の記録 21

いつからかハッキリ覚えてないが雲が晴れて来た感覚があった。 これは斉藤一人さんも言っているが生育環境の中でいろいろあったことで傷ついたことも事実なのだろうがそれよりもそういうことからある自己像や世界観を持ってしまったことも方がむしろ問題だと…

今の日本には地獄に落ちるしかない人たちが山のようにいる

恐怖をあおるような説得は基本間違っている。私は還暦だが私より上の世代の人たちは「満鉄(満州鉄道)をなくしたら日本はやっていけない」と散財いわれたそうだ。あるいは「四島だけではやっていけない」とも。 だが事実として日本は戦後かつてない反映をし…

筒井康隆の差別問題 「類は友を呼ぶ」ということだ

筒井が以前小説の中でてんかんの患者さんを差別したことがあった。その件について私は「このひと(筒井)ってバカなの?」と思っていた。 そいうのは筒井は長年いわゆる日本の文壇がSFを差別したことに対する講義を行ってきたからだ。ご自身が長年差別に対す…

ポピュリズムとしての週刊文春

闘論 2000年の埋葬―日本人になにが起こっているか 作者:総一朗, 田原,慎一郎, 栗本 ネスコ Amazon 「二千年の埋葬」を読んだ。この本で国際政治学者の高坂正堯が「日本はポピュリズムの大波で現れるしかないのではないか」と考えていたことを知った。ポピュ…