吉本隆明は戦後を代表する思想家だ。吉本が「１０年いっちょ前」といっている。１０年ある仕事をしているとそういう身体んはるという。そういう身体になった頃にｈその仕事で食べてはいけるというのが１０年いっちょ説だ。
振り返るとそうだったのかと思うのだ。サービス業を１０年やった頃に何か変わっていた。同じように働いていて同じように振る舞っていたのだがなにかが違うのだ。
５０才からの１０年にも似たような意味があったかもしれない。この１０年で私はペースダウンをした。緊急入院していても朝早く起きるのでヒマだった。だから洗濯物を見つけて畳んでみたり。部屋の掃除も手伝っていた。
あの前の自分だったら暖かいところで海でも眺めてのんびりすることは不可能だった。イライラして耐えられなかったはずだ。
そういうジウbんからペースダウンうぇおするためにはやっぱり１０年という時間が必要だった。
ポイントは自分が変わるというよりも自分の身体が変わるということだ。
