世の中と私

グチです。でも世間のおかしさをいちいちいうと世間にいられないでしょ。

バタフライエフェクトと情報の広がり:Kポップ vs ジャニーズ

既成メディアとインターネットを中心としたメディアでは情報の流れ方が違う。既成メディアでは本社編集部なら本社編集部にすべての情報をいったん集める。その集まった情報を取捨選択編集をして全国なり全世界に届けるカタチだ。いっぽうインターネットを中心としてメディアではバズリと拡散を繰り返しながら情報が広がる。

私はそういうバズリと拡散と繰り返しながら広がっていく情報の流れが素晴らしいとはまったく思っていない。

ただこの情報の流れ方ではバタフライエフェクトが(良くも悪くもだ)起きてしまう。バタフライエフェクト(蝶々効果)というのは蝶々の羽ばたきが遠いところで台風なり竜巻を起こす(のか?)という気象学者のエドワード・ローレンツの話からだ。

 

そうなるとビジネスモデルも違うものになる。今インターネットを中心としたメディアの成功例はKポップだ。Kポップの人気のほどは私には不明だ。既成メディアを中心としたメディアの成功例にはジャニーズのビジネスモデルがある。

まずジャニーズのビジネスモデルからだ。ジャニーズのビジネスモデルは権利関係に厳密だ。もちろん著作権にも肖像権にも厳密で厳格に対応している。

いっぽうKポップは部分的に権利を放棄している。そうするとファンが勝手に(自主的に)好きなKポップのミュージシャンの動画や写真やッコンサートの様子などを自分のSNSで拡散する。それを(KポップのファンのSNS)を違うひとが見てそれでまた拡散する。

ジャニーズとKポップではビジネスモデルが違うし現在の情報の流れ方に適応しているのはKポップの方だ。

 

こういうビジネスモデルの差(違う)がある以上現状ではジャニーズはKポップに勝てない。

 

たださっき書いたバタフライエフェクトだ。これは数学の領域のこと?物理学か?バタフライエフェクトについての理論があればKポップの実際の人気のほどもわかるしインターネットを中心とした情報の流れをどう考えるのかもわかるのだ。

たしかこれは複雑系だったはずだ。私は門外漢なので詳細はわからない。ただ孔子が「学者を大事にしない国は滅びる」といっていた。私は挫折したとはいえ西洋哲学科。穀潰しの約立たずみたいな扱いでしかなかった。