引き寄せの法則は波動バイブなのだそうだ。自分が出している波動バイブと同じものを引きよせる。ただこれのポイントは快不快だ。考えても混乱してしまう。だから自分が快と感じているか不快と感じているかをポイントにするのだそうだ。
「そうなの?」とも思った。でもメンタルを病んでから特にだが「あることをしよう」と思っているのにどうしもできないことが多々あった。「これはやらなきゃいけないのに」と思っているのにできないのだ。本当に歯がゆかった。でも今から思うと身体が拒絶していたのだ。あまりに不快だったから。もちろんメンタルを病んだひとが全員そうだとは思わない。だけど精神疾患でも病気は病気だ。物理的にできなくなる。
病気が苦しいイヤなものだがあれは身体がかけてくれたブレーキだった。
そしてあるひとに会えなくなったりある場所に行けなくなったりということもリルルタイムでは失意と激怒だった。「あいつのせいで」ということもあったのだ。だがそういうひとやそういう場所は身体が拒否していた。あまりに不快だったからだ。
そう考えると引き寄せの法則も当たっていると思う。
年齢もあったのだろう。50歳の時にイヤなことはしたくないしイヤな人とはどうしても会いたくないと思った。身体が悲鳴をあげていたようだ。気がついてなかったのだが。
今も私は苦境だがなぜか安心している。100%安心しているわけではないが子供のころからいつも精神状態は悪かったのだ。今が生まれてきて一番精神状態が良いのだ。恐れも怒りも寂しさも今が一番ない。
こういう風になれて本当によかった。こういう風に本当になりたかったのだ。