世の中と私

グチです。でも世間のおかしさをいちいちいうと世間にいられないでしょ。

統合失調回復の記録 57

最近気がついた。「本が読めている」。ワタシは長年本が読めていなかった。ハタチのときにはもう読めていなかったのだから40年は本が読めていなかったのだ。でも気がついたら本が読めている(読めていた)。

リストラという。リストラというのはリストラクチャーでリストラクチャーの意味は再構築。だからリストラの本来の意味は首切りではない。

ワタシはここ約10年間リストラクチャー(再構築)をしていたようだ。精神と身体、人間関係、生き方のリストラクチャー(再構築)。ま映画化されたが山田太一の小説「異人たちとの夏」がある。これはまだ未読だ。


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だが大林監督の映画は見ている。また人気が出ているがユング派の精神分析者の河合隼雄がクリエイティブ・イルネスといっている。創造的な病だ。壮年期の危機と言ってもいいだろう。年齢から考えて更年期でもあったのだろう。クリエイティブ・イルネスでは不合理というより非合理なモノを直面する。非合理なものだからそれは幽霊だったり性的なことだったりする。ほかにも非合理なものもあるだろうがとにかくそういうモノと直面するのがクリエイティブ・イルネス(創造的病)だ。

そして日本全体がリストラが出来ていない。もちろんここでいうリストラというのはリストラクチャーのことで首切りではなくて再構築のことだが。

何度も書いているが頸部ジストニアもそうだ。精神的なこともそう。家族のことや昔のこと、それから仕事のコト(今までの)やいろんな人間関係も。そういうことが(少なくともワタシに取っては)非合理なことだ。考えてみるとワタシはずっと非合理なことに直面していた。そういう危機だった。
どうやらそういうことだったらしい。