世の中と私

グチです。でも世間のおかしさをいちいちいうと世間にいられないでしょ。

現代の暗いテレビ番組

私は1963年生まれだ。同世代でひとくはじけるのが遅かった人たちがいる。一面識もないが漫画家の島本和彦山田玲司オタキング岡田斗司夫がそうだ。もちろんこういうみなさんはそれぞれ若い時からご活躍だったのだが。

 

こういうみなさんに訳のわからない熱さがある時から出てきているのだ。そういうモノがご本人にもご本人の表現にも出てくるようになってこういう人たちがはじけているのだ。

 

最近のテレビ番組のスタッフや出演者の多くがまず暗いつまり陰気だ、そして貧乏くさい、そして辛気臭いのだ。そういう人たちが寄り集まっていろいろいやっていて、良い結果は出ないはずだ。というより良い結果が出ないのが普通だ。

 

そして自覚がないのだろうがなにもかも古い。話題も大昔のことばから、センスも大昔のセンスだ。私は昔のひとだからそういうことを知っているのだが若い人たちは当然そういうことは知らない。そういうことばかりをやっているしいっているのだ。

そんなことをやっていて人気がでるはずがないのだ。

 

また鈴木おさむが典型だがあの事務所でさんざん良い思いをしてきたにもかかわらず被害者気取りだ。ああいうヤツは被害者ではなく加害者だ。あの事務所のお陰でさんざん良い思いをしたということはあの事務所がやっていたいろんなことのお陰でアイツも良い思いをしていたということだ。だから鈴木は加害者なのだ。なおにああいう連中は全員被害者気取りだ。

鈴木に限らず私から観てさんざん良い思いをしてきた連中がたいてい被害者気取りだ。右左男女金持ち貧乏を問わずに。

これは病理だ。孫引きで元の話をよく覚えていないのだが昔(19世紀後半か?)のウィーンで恋愛がいつもうなくいかないという若い男性がいた。その男性に具体的にどういうことをしたのが聴いたひとがいた。彼は恋人が部屋に来た時に「一人で独身の男の部屋に来るなんて娼婦のようだ」といっていた。その言葉を聴いて彼女は激怒して帰って行った。

ある種の病理があると「そういうことをするとうまくいかない」ということがわからなくなるのだ。フロイトヒステリーと呼んだのはこういうことではなかっただろうか。