世の中と私

グチです。でも世間のおかしさをいちいちいうと世間にいられないでしょ。

ジャニーズ事務所の件と現代日本社会と大ゲンカ

ジャニーズ事務所のことで大変なことになっている。事実被害を訴えている皆さんがいるわけだしそういう皆さんのことを尊重するのは当然のことだ。今回は性的なことが門団になっている。このことについては今の私には言及する力はない。ただ今回の件を「日本的なことだ」と考えているひとがいるがそれは違うだろう。過去には違うこともあったからだ。違うこともあったというと話が違うのだが。

 

今も大手だが昔渡辺プロの偉いひとと日本テレビの偉いひとが大ゲンカをしたらしいのだ。そして「お前のところにウチのタレントは出さない」「お前のところのタレントなんかいらねえよ」とことになったらしい。

日本テレビでスター誕生というオーディション番組をやっていた。このオーディション番組は日本テレビが渡辺プロのタレントが使えないという事情があって成立していたともいえる番組だ。昔はバラエティ番組でポンポンをもって踊る若い女性たちがいたのだが日本テレビだけはバーズで他のテレビ局はスクールメイツだった。

すごく簡単な話この番組の出身者は渡辺プロには所属しなかったはずだ。ホリプロに所属したひとが多かった。

 

それでだ。さっき書いた大ゲンカだ。そういうことが実際あったようだが、ある時からの日本ではそういう大ゲンカがやりづらくなっている。そういう大ゲンカをすることがまるで愚かなことであるような風潮がある。

こういうことは日本だけのことではないようだ。アンガーマネージメント講座があるのだ。アンガーマネジメントはアメリカ生まれた。アンガーマネジメントというと「怒らない」ことを目的にしているようだがそうではない。怒るべきことに適切に怒ることがアンガーマネジメントの中心にあるのだ。

だけど怒るべきことに普通に怒ることをわざわざお金を払って勉強しなければならないのがいまの日本人でありアメリカ人なのだ。

私自身蹴り飛ばしてやりたくくらいのことがあっても日常的に抑えている。ために切れていまうが切れたら私が損をしてしまうのだ。損をした挙句に「本人にいったって無駄なんだから」と説教までされている。

こんなことはおかしいだろう。こういうことと今回のことはつながっているはずだ。