世の中と私

グチです。でも世間のおかしさをいちいちいうと世間にいられないでしょ。

鬼滅の刃 シンプルに良いひとは強い

マキャベリズムというニッコロ・マキャベリからマキャベリズムという。

【復刻版】マキャベリ「君主論」(大岩誠訳) (響林社文庫)

マキャベリズムとはマキャベリ主義か?陰謀をめぐらせてのし上がって権力を守るおうな考えや行いのことだ。だがニッコロ・マキャベリはあんまりうまくいかなかったひとなのだ。

数学や物理学で良い答えはシンプルだと考える。何故そうなのかは不明だが良い答えというものはシンプルなものなのだという考えがあるのだ。

鬼滅の刃の主人公は良いひとだ。シンプルな良いひと。勝負事に関わっているひとなら経験上わかると思うがこういうシンプルな良いひとは結果強いものだ。「自分は正しいことをやっているから絶対勝つんだ」というような力みかえったようなひとではない。そういうこととは違う。

話が逸れるが今は違法だが昔からお大尽の博打なるものがある。お大尽は一晩で100万や500万くらい負けて「ああ楽しかった。ありがとう」とお礼まで行って帰るものだった。今はカジノで世界のビリオネアが一晩で1億円くらい負けてやっぱり「ああ楽しかった。ありがとう」とお礼まで言って帰る。「持ってる連中だからな」と思っていた。それは事実そうだ。だがああいう人たちはそういうところで負けることが自分や自分の家や自分の商売にとってプラスだと思うからそういうところで負けて帰るのだ。こういうことがモノの道理というものだ。

物事には短期(目先のこと)と中長期的なこと(先々のこと)がある。目先で勝ったとしてもそれで長い目で考えると負けることになることが多々あるのだ。

シンプルに良いひとは強いというのはそういうことともどこか一緒だ。