世の中と私

グチです。でも世間のおかしさをいちいちいうと世間にいられないでしょ。

平成ジャンプといういうらしい

若い人たち平成ジャンプというらしい。一部かもしれないが。これは「昭和で止まっているジジババのこと」だ。

私の周囲にもそういうひとはいくらでもいる。私自身年だし今のことはさっぱりわからない。

そういう人たちは話題も昔のことばかり、感覚も昔のままなのだ。そして大昔のこと大昔の感覚がいまでも最先端だと思っているのだ。

かわいそうだから名前は出さないが民放でニュースを読んでいる女性のアナウンサーがいる。この人が前に有名な女優たちと鼎談していた。見ていて「このひとは昔のウィズやモアのままなんだ」と思った。昔浅野ゆう子が人気だった頃に「働く女性という意味では女優も働く女性だから女優も働く女性でOLと一緒なんだ」というような流れがあったのだ。大昔の話だ。その女性アナウンサーはずっとそういう感覚のままなんだと思った。当時はそういうことに意味があったのだが、それは男女雇用機会均等法の頃のだったから意味があったのだ。

ある昼のラジオのパーソナリティが変わった。新しく変わったパーソナリティは嬉しそうに「有名俳優たちがこんな歌うたってました」という企画をやっていた。私は「昔そういうことで喜んでいた連中いたな」と思った。そういうことがバブル崩壊前に流行っていたのだ。そして「そういうのは昭和のセンスなんだよね。今は令和なんだけどさ」と思った。

 

ある脚本家のドラマでカウボーハットみたいなモノをある役者がかぶっていた。「これって太陽にほえろ?なの」と思った。太陽にほえろ巨人の星ガンダム。そういう話をある種の人たちはずっとしている。そして彼らはそういう話を新鮮なつもりでやっているのだ。

私は59歳だがそういう話は大昔に聞き飽きているし読み飽きている。大昔にだ。こっちは大昔に聞き飽きているのに平成ジャンプ連中はずっと同じ話を何十年も嬉しそうにしているのだが。

同世代でも聞いててツライしとっくの昔に聞くのに疲れている。