バラエティ番組から見るシンギュラリティの予兆
すべて敬称略です。
日本のバラエティ番組が悪くいわれている。明石家さんまがずっと「テロップを出すな」と行っているそうだ。
この件とシンギュラリティはリンクしている。
私もずいぶん前から「なんにもしなくていいから邪魔はしないでくれ」と思っていた。ただそういうことをいうのも失礼なのでいったことはない。
私はシンギュラリティの意味はホワイトカラーがなくなることだと思っている。
昔の友達がオフィスのパソコンの管理をやっていた。彼は週末働いていた。オフィスのパソコンが止まってないと基本仕事ができないからだ。
またネットでからんだことがあるビジネス英語の翻訳をやっている女性も週末働いている。オフィスの連中が彼女に仕事を投げるのだ。そして「月曜までにお願い」という。
世界的な企業でオフィスの事務処理を請け負うところもある。
人間は集団で生きる存在だ。だから分業は普通のこと。だがこういうふうにホワイトカラーが仕事をどんどん外に出している。「じゃあホワイトカラーはなにをやっているの?」という疑問はある。
コロナ禍でコロナにかかった患者さんの治療を行ったいた医師はコロナウィルスの感染状況の報告に負われていた。そのために本来の仕事である診察と治療に差し障るほどだった。もちろん感染状況を把握したいのは分かる。それが分かるのだがその報告のために本来の業務に差し障りがでるようなことでは本末転倒だ。
こういう報告(リポート)はAIに任せたほうがいい。
他の仕事でもこういうことがある。たとえば保育士。保育士の仕事は本来保育だ。だが園内のことに関する話し合い(会議)や保護者への連絡(報告リポート)やその返事のような業務に負われている。そういう仕事もAIに任せたほうがいい。
すでに必要がなくなっている仕事が大量にあるのだ。「水曜日のダウンタウン」とうい番組のディレクターはそうとうの仕事を一人でやっているそうだ。ということは多くの仕事はすでにひどく少ない人数でできるようになっている。
シンギュラリティは普通はAIが人間の能力を超えるポイントだととらえる。こういう思うとイラっとする。だがもうすでに必要がなくなっている仕事(ポジション)が大量ある。具体的には事務系の仕事の求人はひどく少ない。
こういうことをスッキリさせるのがシンギュラリティなのだ。そしてシンギュラリティが来て人間あいての仕事が就労人口のボリュームゾーンになるはずだ。