世の中と私

グチです。でも世間のおかしさをいちいちいうと世間にいられないでしょ。

個人的な社会 ジュリアナ東京と鬼滅の刃


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上はネットで拾ったジュリアナ東京の映像だ。

テレビ等でバブルというとジュリアナ東京の映像を流している。だが最初の株価暴落がバブル崩壊なのだとするとジュリアナ東京バブル崩壊だ。

株価暴落は1990年の1月から暴落に転じている。そしてジュリアナ東京は1991年に開業しているのだ。だからバブル=ジュリアナ東京というのは間違っている。

 

あのエリアは当時東京のオフィスが足りなくなるという話があって行われた。そして(この記憶は曖昧なのだが)当時トヨタ自動車が本社を東京から離した。今は愛知県トヨタ市にあるのだがあの時からかもしれない。

 

そういえば芸能事務所のアミューズも最近(?)本社を山梨県富士河口湖町にうつした。

 

こういう物理的な場所は意外と重要なものだ。

 

日本のようなバブルは1920年代のアメリカでも起きている。当時の日本ではNTT株だった。あの頃NTTが実際伸びていたのだ。そして1920年代のアメリカでもやはり通信関係が実際伸びている。

このあたりはNHK映像の世紀で見たのだが。


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バブルというものはそういうものなのだがバブルの勢いで作ったビルが完成した時にはバブルは終わっている。だから(例えば)せっかく作ったビルに入居者がいなくたえこまることになる。

 

あれはフィクションだが


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シャインイングの舞台になったリゾートホテル(オーバールックだがどう翻訳していいのかわからない)がバブルのアメリカで作られたことになっている。あのリソートホテルは夏は涼しくて良いのだろうが冬場は雪に閉ざされて使えないのだ。そういう無茶なことをするのがバブルの特徴だし、そういう無茶なことはバブルの時の景気と気分じゃないと作れない。

 

当時の日本とアメリカでは豊かさのレベルが違うのだが


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人気の鬼滅の刃の時代設定が大正になっている。大正は1912年から1926年までだ。そしてこの時期はアメリカの大バブルの時期で日本もやはりバブルだ。

最近はいわないのかもしれないが「成金」という言葉はこの頃に生まれたはずだ。そしてバブルの頃の日本車が良いように大正の古民家も良い。

 

バブルにはライフスタイルを変わるものらしい。今はもうないだろうが「ちゃぶ台」はこの頃生まれている。ご飯をみんなで囲んで食べるのが大正の気分だったのだろう。このマえにはちゃぶ台はないのだからちゃぶ台をひっくり返そうと思ってひっくり返すえない。そもそもちゃぶ台がないのだから。

 

この前は多くのひとは適当にご飯をたべていたのだろう。ちゃんとした家では「お膳」で一人一人食べていたはずだ。そんな家は大してなかっただろうが。

お膳というの足がついたおボンみたいなものだ。

そういうことから考えると日本社会は個人的な社会だったともいえる。

もっとも家父長制が強かったわけだから父親だけがお膳で食べて後の家族は適当に食べていたとも考えられる。

 

未来予測でもないのだが日本社会がまた個人的な社会になるような気もしている。