世の中と私

グチです。でも世間のおかしさをいちいちいうと世間にいられないでしょ。

生活保護と教育について

生活保護受給者がパチンコを打っていいのかという話がどこかに媒体にでていた。普通の感覚として「イヤそれは違うんじゃない」と思うのは当然だ。

まず知識というより情報だ。私は生まれた時から貧乏な家で途中からオヤジの借金で家計はマイナスになった。いろいろあって生活保護を受けていた時期はある。でも私のことしか私にはわからない。子供のころからあまりにストレスが大きかったせいで精神を病んでいる。誰でもあれくらいの環境で育てばおかしくなるはずだ。だがそれは私のケースだ。一般的なことはわからない。

私でもそうなのだからみんな生活保護生活保護受給者の実態を知らないはずだ。まず生活保護生活保護受給者の実態調査をしなければ話にならない。

だが生活保護バッシングをやった政治家のことは死んでも許さない。その政治家がそのあと朝まで生テレビに出ていた。ヤツは「いいですか。医療費まで無料なんですよ」と偉そうに言っていた。私と私の周辺だけの話だが昔から子供のころからカネがなくて医者にかかれなかった人たちはいた。私はかかりつけの医者はいたが何があっても風邪薬だった。気休めだが何があっても風邪薬だった。友人たちもそんな感じだ。だがそれは私と私の周囲だけの話で実態がどうなっているのか私にはわからない。

 

そして縦割り行政というのは事実そうだ。

ある期間安心してすごくことができれば立ち直れるひとはいるはずだ。私も生活保護を受ける時に「これで医者にかかれますから」と役所の担当からいわれた。

倫理上の観点よりも即物的な観点で考えたほうがわかりやすい。なぜ生活保護受給者でパチンコを打つ連中がいるのかだ。答えは暇だからだ。私の場合は病院にかかっていてそこの病院には(精神科だが)昼間に病院にきている患者がずいぶんいた。そこは公立だったし状況が一般的ではないだろう。

私は職安経由で無料で3か月勉強させてもらった。本当に助かった。その3か月でワードとエクセルとパワポを覚えた。障害をもっていると有利なこともある。就労移行支援事業所というところがあるのだ。障害者であればそういうところにいける。

でも就労移行支援事業所が生活保護受給者を対象にしてもいいはずなのだ。

生活保護は市は町が行う。職安は厚生労働省だ。今はNPOもずいぶんあってNPOは実際役に立っているようだ。生活保護受給者には家族との問題を抱えているひとも多い。私自身死ぬまで会いたくないどころか同じ墓には入りたくない身内もいるのだ。

いうと自慢だがA型事業所に通っていたこともある。A型事業所は障害者が利用する。最低賃金だが助かる。これが自慢だというのは生活保護受給中に働いてもその収入は申告して、働いた分は保護費から減額される。私は身体慣らしという意味で働いていたが、お金のことだけ考えればただ働きだ。さらに自慢だがスタッフよりも働いていた。スタッフはただ働きても最低時給でもなかったはずだ。

 

以下だけ読んでもらえばよかった。生活保護受給者が教育が安くか無料で受けられる制度があると本当に助かる。これは投資として国が行う。

良い教育を受けたひとは良い労働者、いい起業家、いい経営者になる可能性が高いはずだ。そうなると税金をたくさん納めてくれる。国が出した教育費と国に帰ってくる税金の額の関係は不明だが。これはそうとう良い投資であるはずだ。

こういうことは財務省経産省文科省?どこかやるの?厚生労働省?市町村?わからん。

問題はたぶんここだが一般国民がそういうことの忖度をしているのはおかしいと思う。やればいいだけだ。それこそ政治主導で。