鬼滅の刃が大ヒットした。アニメはまだ終わってないしさらにヒットしそうだ。私は最初の映画をなんの予備知識もなしに観に言って正直あまりわからなかった。
ただ鬼滅の刃の中のエピソードで煉獄杏寿郎の身体の動きが父親と瓜二つであるようなことにいたく感じるものがあった。刀のさばき方や鞘に収める様子がまったく同じなのだ。
三角座りや体育座りといわれる座り方を学校でやっている。あれには生徒の身体を動かさなくするという意味があるはずだ。
ある時に学級崩壊なるものが起きる。私は上の世代だから学級崩壊は昔あった校内暴力みたいなモノなのだろうとしか思っていなかった。だが学級崩壊というのは実は生徒たちが身体を動かさないのがあまりにつらくて身体を動かしてしまった現象だった可能性がある。そして学級崩壊を起こした生徒たち自身も何故自分たちが授業中に動いて（歩いて）しまうのかわからなかったのではないかとある時思ったのだ。
そうだとすれば彼ら（生徒自身）というよりも生徒たちの身体は健康だったといわざるを得ない。
昔自由教育のムーブメントがあったのだが自由教育ではとにかく歩いている。当時はイヤだったのかもしれないが子供の頃に自由教育を受けた人たちは「歩いた」ということがとても印象に残っているのだ。
はなしははまとまらないがどうやら今の時代思想のポイントになるのは身体らしい。
