校則 そもそもの意味とポピュリズム
校則では外見についていろいろいう。もちろん「これはちょっと」という校則もある。
大人でも「なんかコイツ最近派手になったな」と思うとちょっと心配する。派手というは外見が派手になったという意味だが。あるいは当然そうだが夜遅くまで起きていたら朝起きれない。すると遅刻してしまう。だから遅刻が続くということは夜更かししているという意味になる。
もともとは校則にはそういう意味があったような気がする。
たとえば本当にマジメで浮気なんか一回もしたことがない男が身だしなみに気を使い始めて浮気を疑われることが実際にあるのだ。逆にそういうことをあんまり気にしないようなヤツはそういう時に身なりが格別変わるわけではない。
だからオトナでも校則みたいなことはあるものなのだ。
ポピュリズムという。大衆迎合がポピュリズムだ。中学や高校の校則に髪型の項目がある学校もあるはずだ。そういう年齢の時には髪型や服装がとても大事だ。
たとえば生徒会の選挙に出る時も「こういう感じのヤツが受ける」ということは多くのひとはわかっているはずだ。たぶんあんまりマジメなやつは受けないだろう。適度に(だが)おもしろいヤツのほうが受ける、つまり人気がでる。生徒学生が好むこともわかるはずだ。
生徒会にも政策はある。みんなに受ける政策が明らかにある。
みんなに受ける政策にどんどん寄せていくのがポピュリズムだ。
前にもちょっと書いたが商売をやっている場合(生徒会は商売ではないが)客に寄せても売れない。実際そうだ。だが客が見えてないと話にならない。それもそうなのだ。