世の中と私

グチです。でも世間のおかしさをいちいちいうと世間にいられないでしょ。

ロシアの歴史 ただ今勉強中 地政学と北方領土

ロシアが今の戦争についてナチスと戦ったことと重ねている。こういう言い方に私は「ん?」と思う。それはそうだ。でもナチスは実際東ヨーロッパに進出した。その前にはナポレオン(フランスだ)がロシアに侵攻している。私は「ナポレオンは冬将軍に敗れた」と習った。

実際がどうだったのかは解釈がいろいろあるが日露戦争では日本に敗れている。日本は日露戦争のことは重視していない。日本の近現代史の中では日露戦争よりも圧倒的に太平洋戦争が大きい。

そういう歴史上ロシアがヨーロッパ(西ヨーロッパ)に警戒心を持つのは当然のことだ。また形式上のことだったのかもしれないが日露戦争では日本に敗れている。

ロシアが成立する前には中央アジアからやられているのだ。

ロシアは場所としてヨーロッパという敵がいて日本という敵がいて中央アジアという敵がいる国なのだ。

地球が温暖化して北極海がひらければ話が違うものになるのだが。

 

いつからか地政学という。地政学では陸と海という視点から考える。北方領土のことだ。私はずっと陸だと思っていた。北方領土だから当然陸だ。だがロシアはたぶん海のことを考えていた。オホーツク海がロシアの防衛ラインであるはずだ。

ロシアの思考の流れとして「オホーツク海はロシアの防衛ラインだ。だから北方領土は必要だ。だから北方領土は手放せない」であるはずだ。

北方領土の面積は極めて小さいのだ。考えてみたらロシアみたいな大きんな国が北方領土にあんなにこだわるのは考えてみたら不思議な話だった。

私も最近「そうか」と思ったのだが。