自滅へと向かう人々 勝手に成功した人々
日本だけではなく世界中に多くの問題がある。たぶんいつでもそうだ。だが今(2018年)の状況はそうとうオカシイ。
私はテレビが好きなのだがテレビを観る時期と全然観ない時期がある。正確にいうとテレビを観る暇がある時期とテレビを観ている暇がない時期があるのだ。しばらくテレビを観ている暇がある時期があったのでテレビを観た。あいかわず面白かった。
そしてたまたま日大アメフト部とアマチュアボクシングと体操の問題に関してのテレビを観た。
知ってはしたが無能というより子供でしかない人々がたくさん出ていて「やっぱり」とも思った。
あるワイドショーでボクシング界の問題に関して「まわりが悪いんだ」と発言したひとがいた。
私は激怒した。そういうことではないからだ。
例えば会社のために頑張ってきたのに会社からヒドイ扱いを受けて「こんなことならもういい」と思って退職して起業する人たちがそうとういる。
ひどい労働条件でもなんとか頑張っていると結局便利屋として良いように使いつぶされるだけなので「起業するしかないか」という理由で企業する人たちもそうとういる。
余計なことをいうと自分はしないひとから私がしていることを危ない(リスクがある)とかいう人たちに疲れた時期もある。
当然そんなことはわかってやっているからだ。「リスクがあるとかそういう当たり前すぎることを言わないでほしい」と思って疲れるのだ。
そしてやっぱり基本自分はしないひとが私が失敗した時に「それ見たことか」という態度を取られることにも疲れた。
そういう時期私はそういうステージにいたのだし、そういう人々と付き合っていたからそういう目にあっただけなのだが。
連戦連勝は夢だがする必要がないのだ。
ユニクロもブラックだといわれているし自分が書いた本を社員に読ませるのも問題があるとは思うが柳井さんのこの本のタイトルはその通りだ。
商売では10回勝負して一回勝てば十分なのだ。
失敗しない方法、負けない方法は一つだけしかない。
「しないこと」だ。
そもそもしなければ失敗しないし負けないが成功もしないし勝てもしない。
しないことは最強で最悪の方法なのだ。
日大アメフト部の騒動の時に最初私は正直「こういうことでは何も変わらない」と思った。
テレビ(特にワイドショー)を「世間話」だと批判するひともいる。私もそう思って腹を立てることもある。正直的外れだったりするのだ。リアルタイムに近いことに反応するからそうなるのだろうが。
たとえば日大アメフト部の記者会見で司会者が切れた。何があったのかは私は知らない。だが理由があれば切れていいのであれば日本中の職場で大ゲンカがしょちゅう起きて場合によっては殺し合いも起きている。
ああいう場面で切れるのはどんな理由があろうともやってはいけないことだ。
「仕事は結果だ」という。
あのひとは「結果切れた」のだから仕事をしくじったのだ。
実際ずいぶん前に週刊誌で日大アメフト部のことが問題になっていたが、その時は何も変わらなかった。
でも今挙げた3つの例では動きがあった。
私はあの意味は「自滅」だったと思う。。
もちろんネットやマスコミの力によるものだが。
でも意味は自滅だと考えている。
だいたい偉そうにするひとは自信がないひとだし事実できないひとだ。
そういう人たちがうまくいった時期が長くて「こういう人たちの天下が続くんだな」と思い込んでいたのだが。本来続くはずがなかった。
事実無能だからだ。
一方なんのかんのでやってきた人たちは「結果」できるようになっていき「結果」成功した。
ZOZOの前澤さんについても私は知らないがやってきたから今の前澤さんがいるだけのことだ。
ユーチューバーのヒカキンも長年勉強して努力し続けてきたから今のヒカキンがいるだけのことでしかない。
おもえば当然のことだ。
偉そうにふんぞり返ってきた無能でしない人々が彼らの長年の言動の結果として自滅していき、そういう人々に心底イヤな思いをしながら勉強し努力し働いてきた人々が勝手に成功しただけのことだ。