教育勅語を学校教育に導入するという話がある。
私は子供をなめている人たちだと思う。
教育勅語を今の教育現場にいれた場合多くの子供たちは「教育勅語に書いてあることはウソだ」と思うはずだ。
現実が教育勅語に書かれている内容とはまったく違うから。
事実そうだ。
だから遠回りであったとしても現実を変えていく(これは言論人だけでなく当然政治家の仕事でもある)ようにするのが筋だ。
そういうことを政治家がしていないとはいわないが「教育勅語のような社会が望ましい」と思うのならば「教育勅語のような社会の実現にまい進している姿を子供たちに見せる」ことは当然教育上非常に望ましい。
世のなかにショートカットは存在しない。