「考えること」が習慣になっている人たちが一部いる。そういう人たちは朝から晩まで考えている。そして場合によっては夢の中でも考えている。
「習慣は第二の天性なり」という言葉は事実のようだ。
物事の成功の秘訣が習慣化にあると考えることも当然かもしれない。
ただ何でもそうだが「好きなことしか続かない」。
スポーツでもそうだし考えることでもそうだし訓練でもそうだ。
ただ習慣化にはコツもある(好きなことしか続かないが)。
3日続くだろうことを目標にするのだ。
「三日坊主」という言葉は本当らしい。
友人が僧侶の修行をしようと思ってある寺に入ったのだが三日しか続かなかったと言っていた。「本当に三日坊主だった」のだ。
そして構造を作るのだ。
早起きするためには早寝するしかない。
「早起きしよう」と決めても普通はうまくいかない。
それはいつもと同じ時間に寝ているからだ。
テレビが好きなひとはテレビを録画して早く寝るのだ。
そうすれば早く起きる。
そして完璧は目指さないようにする。
今すぐするようにすることも大切だ。
たとえば「明日から頑張ろう」と思ったとする。
でも「明日からしよう」と思うことはしないのだ。
だから「今ちょっと頑張る」ようにするのだ。
本当に「ちょっとだけ」で十分だ。
それを「いま」すればスタートになる。
「いいスタートを切りたい」と思うとなかなかスタートが切れないものだ。
そして三日続けるのだ。
三日が過ぎてまだ自分がやっていたら、それはスゴイことだ。
今はやっている「脳科学」的に説明すると習慣化は脳の思考パターンの変更だ。
思考パターンの回路を変えるのが「習慣化」なのだ。
その期間は明確にいえないが「思考パターン」が変われば、もう考えなくてできるようになっている。