視聴率競争はごもっともですが
視聴率競争はごもっともです。
テレビの話ですよ。
それはごもっともです。
「良い企画」であろうとも、「良い内容」であろうとも、「視聴率が取れない番組は打ち切り」になりますし。
これは前にも書いたのですが、「生物」にとっても、「組織」にとっても一番大事なことは「存続」です。
「繁栄」は「存続」していることが大前提です。
ですから「視聴率競争はその番組を存続させるためにある」と考えるのが筋です。
「もっと視聴率を稼ぎたい」であるとか、「ライバル番組に勝ちたい」とであるとか思うのは当然です。
しかし、それはワナです。
前にも書きましたが、ジブリの鈴木敏夫さんは雑誌の編集長時代に「部数を減らす」ということで「雑誌の存続に成功させた」のです。
「もっと視聴率が欲しい」と思うのは普通ですが、ワナです。
スポンサーにとっては違いますよ。
しかし番組出演者やスタッフにとっては「番組を存続させること」が一番重要です。
その番組をつぶしたいのなら話は別です。
「番組を存続させるために視聴率競争をしている」という事実をわきまえましょう。