世の中と私

グチです。でも世間のおかしさをいちいちいうと世間にいられないでしょ。

私も国家公務員にしてください 国はcrazyな人やばいいひとを飼うべきです

私は好きでそうしている訳ではなくどこか一般社会から逸脱しています。悪いいえば「危なかったしいひと」です。

 

そういう人たちはどういう時代であってもどういう地域であっても一定程度はいます。

 

そういうひとは(現代日本でいえば)「国が飼う」のです。

 

「国が飼う」と結果国家公務員になります。

 

お二人の説が当たっているのかどうかは不明です。一応アマゾンのリンクを張っておきます。

 

資本主義という謎 「成長なき時代」をどう生きるか (NHK出版新書)

資本主義という謎 「成長なき時代」をどう生きるか (NHK出版新書)

 

 

水野和夫さんは経済学者なのですが「日本経済には成長はない」という論者です。その理由は「もうフロンティアがないから」なのです。あまりにもザックリした説明なのですが。

 

私は経済学の門外漢なのですがやはりアマゾンのリンクを張っておきますが菅原晃さんの考えが100%正しいとは思いませんが。

 

高校生からわかるマクロ・ミクロ経済学

高校生からわかるマクロ・ミクロ経済学

 

 

ただ菅原さんの本で私は「デビットリカード」の存在を知りましたし日本だけではないのでしょうが日本も含めた国々で普通に今信じられていることに多く間違えが含まれていることも知りました。

 

その話は稿を改めますが。

 

社会学者の大澤真幸(おおさわまさち)さんがこの対談本の中で「桐島部活やめるってよ」という小説と映画の話をされていたのです。

 

こちらも私は未見なのですが大ヒットした「シン・ゴジラ」のざっくりとしたあらすじは一応私は知っているのです。

 

「桐島部活やめるってよ」と「シン・ゴジラ」には同じ話だといえる部分があります。

 

「桐島部活やめるってよ」はいわば「学園に危機が発生する」のです「シン・ゴジラ」は「日本に危機が発生する」のです。

 

「危機が発生する」というところが同じです。

 

でもその「危機状況」を救うのは誰なのでしょうか。

 

これも共通しています。

 

「こんなヤツいたって意味ないよね。むしろ邪魔だよね」くらいに思われてたひと(あるいは人たち)なのです。

 

私も悪く転べば凶悪犯罪をおかしかない要素はあります(もちろん個人史であってもイフはありませんし今の私にそういう経歴はないのですが)。

 

私がITが若干好きだからわかるのですが一流企業がネット上で危機管理を試みても「ITが大好きなひと」ならその企業(あるいは国の)セキュリティを破ることができますしある種のITが好きなひとにはそういうことは娯楽なのです。

 

お国柄があると思うのですが日本の場合は日本全体のリスクヘッジを考える上では「そうとう危ないよね」というひとを公務員にするのはそうとう言いリスクヘッジの方法です。

 

もちろんそのひと(たとえば私)は死ぬまで役に立たないのかもしれません。でもそのひとを国家公務員にすればその「危なっかしいひと」が凶悪犯罪を起こす可能性が低くなります。

 

そして昔からそうなのですがマッドサイエンティストが山のようにいて一人の優秀なひとが成果を出すのです。

 

日本ではもっと「投資」を「ひと」に(それは主に)民間の一人一人がするようにもっていく必要があります。

 

ただこっちはクラウドファンディングのカタチで徐々にカタチが見えはじめています。

 

今の日本で一番欠けているのは「投資家」です。

 

そういうことで雇用も税金もまかなえるですから純粋に数字だけとってもペイすると私は踏んでいますがたとえば日本でビル・ゲイツやスティーブン・ジョブズが3,4人表れてくれることの経済効果は計り知れないのです。

 

ああいうひとたちは場合によっては平均的な国の国家予算くらいは稼ぎますから。

 

今現にアマゾンが第二本社を作る都市をアメリカで探しています。

 

あの方は立派な方ですが山中伸弥さんを一人生むためには膨大な失礼なのですがモノにならなかった学者が必要なのです。

 

文系は違うという話があると思います。

 

あるいは芸術系は違うであるとか。

 

でも今の時代では文系とか理工学系とか芸術系とかそういうジャンルが壊れてきているのです。

 

さっきあげた本でも社会学者と経済学者が対談していますし。

 

天才だったのかどうか私にはわかりませんが岡本太郎さんはそうとうの変人であったということはおそらく事実です。

 

これは本居宣長の「神」の定義を今の若者言葉に私が勝手になおしているだけなのですがこの本居宣長がなしている日本語でいう「神の定義」が私が知っている中で一番適格だと思える定義なのです。

 

『日本語でいう「神」と「やばい」存在だ』と本居宣長が書いているのです。

 

良いとか悪いとかそういう問題ではないのだとのが本居宣長の考えです。

 

こういうことを書くのはイヤミなのですが私に小銭が入ったら白川静先生の「字通」が欲しいのです。

 

白川先生は当然日本人ですがここ300年くらいのレンジで観てもNo.1の漢字学者です。白川先生は人格もご円満だったのでしょうが。白川静を一人を生むためにはモノにならなかった学者が死ぬほど必要だったのです(それは本居宣長であっても同様です)

 

だから純粋に経済効果だけを考えてもcrazyなヤバイひとを国が買う(それは今の日本では国家公務員にする)ということは十分ペイするはずですしとてもいいリスクヘッジなのです。

 

ああいうことにはなったのですが当時さすがだと思っていたのです。あるプロ野球選手(かもしくはこれからプロ野球に入るはずだったひと)が性犯罪を犯したのです。当時清原さんが「そういうヤツをプロ野球の世界にいれるべきだ」といっていたのです。

 

そういう扱いはイヤなんだという方もいるとは思いますが芸能界も「あなた大丈夫ですか」というひとがそうとういるのが筋の世界です。

 

ある種のヤバイcrazyなひとでアスリートも芸能人も違うというひとは国家公務員にする(つまり国が飼う)のが筋です。

 

二回目ですが純粋に経済効果だけを考えても十分ペイするはずです。