これは本来乙武さんご本人にお目にかかって裏を取るのが筋で、それをしたうえで書くような内容です。
私は別に乙武さんの不倫騒動やその後のごたごたに興味がありませんし。
ただプロインタビュアーの吉田豪さんがラジオで発言されていたのをユーチューブで聞いているので、「いいのかもしれない」と思っているので書きます。
私自身障害をもっているので、乙武さんの不倫問題が発覚した時、正直「助かった」と思いました。
「マレ人信仰」という考え方があります。
これは民族学があげた業績です。
ただ私には正直、「マレ人信仰」がわかっていませんでした。
「マレ人」とは今の日本語でいうと「マイノリティ」です。
「マイノリティを信仰するのがマレ人信仰」なのです。
私自身ダブル、トリプルでマイノリティですから、自分自身の扱いがおかしいと長年感じていました。
いつも妙に尊敬され、尊重されるか、「お前らなんか死ね」という扱いかのどちらかなのです。
「イヤイヤ、どっちも違いますよ」とずっと思っていました。
「20対80の法則」というものがあります。
例えばあなたがファイナンシャルプランナーをしているとします。
友達に「自分に君のファイナンシャルプランをやらせてくれないか」と頼んでも、そこでの成約率は20%しかいかないという話です。
これ当然だとは思いませんか。
だってあなたの友達ですよ。
正直言って「こいつは大したことないよね」と思ってしましますよね。
「こんなヤツがファイナンシャルプランナーなんだ」と思うと、「ちょっと違うかな」と思わざるを得ないでしょ。
だからここでの成約率は20%しかいかないということです。
でもあなたがある場所で「自分に友達でファイナンシャルプランナーがいるんだよね」というと、その話を聞いたひとは「オレそのひとに頼もうかな」と思いますよね。
だから、ここでの成約率は80%行くという話なのです。
これって「マレ人信仰」でしょ。
自分とこのひとは似たようなものだと思うと「大して尊敬もできない」し、「お前なんか死ねという扱いできない」でしょ。
だから「マレ人信仰」って「仲間はずれ」が大前提です。
「仲間はずれ」にして、「このひとは自分とは明確に違う」と思うと、「いくらでも尊敬できる」し、「お前なんか死ねという扱いも可能になる」のです。
あなたが普通にお付き合いのある方、例えば「家族」や「友人」を大して尊敬でしないでしょ。
そのひとのいろんなことをあなたが知っているし、「自分と似たようなものだ」としか思えないから。
そうすると「大して尊敬できない」し、「お前なんか死ねという扱いもできない」ということになります。
でも繰り返しになりますが、このひとは自分とは明確に違うと思うと「いくらでも尊敬できます」し、「お前なんか死ねという扱い」も可能になるのです。
私は人間にそういう欲望があらかじめ組み込まれているような気もします。
「なんだか誰か尊敬したくてたまらない気持ち」(欲望)や「なんだか誰かに死ねみたいなことを言いたい気持ち」(欲望)が組み込まれているのではないかという仮説です。
乙武さんは私とは種類が違うのですが、「障害者」です。
「障害者」は当然「マレ人」です。
私自身自覚はしていませんでしたが、「マレ人信仰」の対象にされていて、それが苦しかったのです。
乙武さんは男ですから、当然性欲があります
男性の性欲は突発的というか衝動的なものです。
もちろん女性の性欲について私はまったくわからないのですが。
しかも、ここから書くことがとても重要で、なぜそれが重要なのかが私にはわからない問題なのです。
「マスターベーションの問題」です。
男にとって「マスターベーション」にはなにか重要な意味があるようなのです。
実際彼女がいたり、結婚しているひとでもしますよね。
これはプロインタビュアーの吉田豪さんの発言です。
豪さんは乙武さんにいやらしい動画はみないんですかと聞いたらしいのです。
いわゆるAVです。
乙武さんは「観ないです、だってたまるだけですから」と答えたそうです。
男性諸氏はわかりますよね。
繰り返しになるのですが、この件の解析は私にはできません。
ただ男がマスターベーションが不可能な状況に置かれる、しかも乙武さんはまだお若いのです。
くわしく書きませんが、不倫しませんか、そういう状況なら。
私は詳しく書きませんが、わかりますよね、この状況のつらさ。
男性諸氏ならわかるはずです。
別に乙武がしたことをほめるとかそういうつもりはまったく私にはないんですよ。
でも全男性諸氏にはわかったはずです。