もっと年と取れば考えが変わるのもしれませんし全ケースに当てはまる訳えではないのですが「6:4で向こうに勝たせる」の人間関係のコツです。
ひどい言い方ですが頭が悪い相手には使えませんが。
普通に接していて人間関係が構築できている場合なら向こうにも「このひとはオレに勝ちを譲ってるな」とわかるのです。
わかりやすい例が「話をする」「話を聴く」です。
「話をする」「話を聴く」なら「話をする」方が「勝ち」で「話を聴く」方が負けです。
頭が悪い人は(たとえばあなたが)そうとう意識的に(相手に勝ちを譲って)「話を聴いている」ことがわかりませんからこういう考えは通用しません。でも普通のひとならわかるのです。
そしてあなたも話を聴いている(つまり負けている)だけではツライので4割は話をします(つまり勝ちます)。
頭が悪いひとは(たとえばあなたが)「そうとう意図的に話を聴いていること」がわからないのでそういう場合は「このひとはそういうひとなんだ」と思って距離を置いた人間関係を取った方が良いでしょう。
私がいっているこの比率が「6:4で自分の方の勝ちが多くてもいいんじゃないか」とあなたは思ったかもしれません。
何故あえて「6:4で相手に勝たせなきゃいけないだろう」とか。
こういうことはそれほど極端ではありません。「ケンカしてしまう」ということがありますよね。
私自身経験があるのですが「6:4で向こうに勝たせる」ことの最大の意義はそういう場合にあります。
ある時にケンカをしたとします。当然お互い気まずいのです。
こういう時に五分五分の人間関係であったとするならばその後の人間関係のイニシアティブは五分五分です。
ですが「6:4であなたが向こうに勝たせている場合」はケンカしてしまった時の人間関係のイニシアティブを取るのはあなたの方なのです。
あなたの気まぐれで「仲直り」してもいいし「もうアイツはいいや」と思って縁を切ってもいいのです。
仲直りするにしても「どういうタイミングで仲直りするのかを選べる」のはあなたの方です。
だから「6:4で相手に勝たせるのが人間関係のコツ」なのです。