世の中と私

グチです。でも世間のおかしさをいちいちいうと世間にいられないでしょ。

すっぴん!のユージさんのイライラから考える「流行」

すっぴん!はNHKAMの朝の番組です。

 

職場で流していた時期もあるのですが、「国会中継」の時には短縮されますし、国民というか有権者として「国会中継」を聴くのは筋なのですが、職場で「国会中継」を聴くのもどこか違うようなので「国会中継」の時が別のラジオ局を流しています。

 

この番組の火曜日のパーソナリティがユージさんです。

 

この番組はオヤジ向けみたいなところがあるので妻帯者ですが、今のところ若者のユージさんはちょっとイラついています。

 

それは例えば「ガンダムとか正直勘弁して欲しいんですよ」ということです。

 

「僕としては今の音楽とか今の、こうそういうのがあるでしょ。そういうことをしたいわけじゃないですか」ということです。

 

ごもっともなのです。

 

ですからユージさんにはそういう番組の方が似合っているのかもしれません。

 

ただ、今回は「流行」の話です。

 

今だに80年代をやっているひともいるし、「それは正直どうだろう」と私も思います。

 

服であるとか音楽であるとかがそうです。

 

それはもちろんそうです。

 

ただ30代の友人に話したことがあるのですが、彼は「腰パン」の世代です。

 

彼に言ったのは「腰パンはちょっと微妙になってきている」ということです。

 

ズボンをさげてはくのが「腰パン」なのですが、ある種の女性が「腰パン」にイラついています。

 

ちょっと時代からアウト気味なのです。

 

今はまだなんともいえない状況なのですが。

 

ユージさんにとっての「今」のなにかの意味が、おそらく10年後でも、場合によっては20年後でも、ユージさんの中で「あまり意味が変わらない可能性」があるのです。

 

そのあたりが「流行」の怖さなのです。

 

ユージさんが10年後にやはり「今」(というのは2010年代です)の音楽やファッションを好きであり続ける可能性が高いのです。

 

ですから、たとえば2026年に「あのヒッポホップの・・・」といったら、その時の10代(今はまだ5歳児とかそういう年齢です)の人から「オヤジが昔の話してるし、でも聞くんでしょ、俺ら」と思われる可能性があるということです。

 

そういうことって常にあるじゃないですか。

 

私も含めて本人が気が付いていない場合も多々あるのです。

 

私も「この話を聞くのはツライ」と思いながら年長者の話を聞いていましたし。

 

それはたぶん常にあることなのです。

 

若いひともオジサンもオバサンも気をつけましょうね。