Integrarareted States(統合された国家)からU]nited States(連合した国家)へ
United Statesというとほぼアメリカのことです。
アメリカは州の力がとても強い国です。
私の提言はただの素人の思い付きですので、聞き流してください。
ただ日本における大きな流れが変わったことは多くのかたが感じていると思います。
別に私ごときの提言に耳を傾けてもらう必要はありません。
私は2020年の次のオリンピックでそれが明瞭になると考えているのですが、「東京」の意味が変わっています。
たとえば大阪です。
大阪維新の会をとらえる上で橋下徹さんのお人柄に終始するのはやはりおかしくて、例えば「嫌韓」であるとか中国の台頭であるとかEUのギクシャクした感じであるとかアメリカの威信が低下していることと関連付けるのが筋だと思うのです。
そしてここからが本題なのですが、大阪に代表される「関西」がある種の意思表示をしたという意味があると私は取っています。
あるは名古屋もある種の意思の表示をしていると考えています。
私がいって意思の表示とは、「東京に何もかもしたがうのはイヤなんだ」いう意思です。
別に道州制を入れろとか、そういうことではありません。
ただ日本は長年東京にひとも、ものも、金も集めて成功を収めました。
そういう時代の潮目が変わったという私の考えに同意してくださる方は多数いると思うのです。
地域政党なるものはおかしいんですよ。
都道府県なり市町村なりの組長であると、議員になるのが筋です。
そしてそういう政治家として力を発揮したり、発言したりするのが筋ですから。
でもそれでは限界があると感じざるを得ない状況が現代日本にあるからこその地域政党なのだと私は思うのです。
「東京のいいなりがイヤだ」というより、「今の日本国のシステムに限界をかんじている」からこその「地域政党」のはずです。
ではこれからです。
別に日本国がUnited Stats of Japanになる必要を説いているわけではありません。
分権というより分散です。
法律上の問題や権限の問題に関して私が論及するのは筋が違いますし、そのような知識もありません。
ただ「分散」させたほうがあきらかに東京も含めた日本全体が「楽」になると思うのです。
今の統合を成し遂げるために多くの努力が費やされました。
その努力をこころより尊敬申し上げます。
この統合状況が、日本の「息苦しさ」につながっているとしか私には思えないのです。
統合状況が、もはや今の時代とどこかずれがあると私はみているのです。
どういうカタチでそれを実行するのかは専門の方に考えていただきますが、なんらかのカタチでこの統合状況を緩める時期にさしかかっているとしか私には思えないのです。
だからあざといですし、これをやれというつもりはまったくないのですが、United States of Japanと言っておきます。