申し訳ないのですが、「できるひと」のグチです 「組織の構成に変化が起きることはない」
友人とある時に話をしていました。
「結局仕事まともにしているのは僕らとあと彼女だけでしょ。あとのひとは可もなく不可もなくと迷惑なひとだけだよね」と。
申し訳ないのですが、私たちは「できるひと」なのです。
しかし「組織」って本当に不思議な存在なのです。
この数字には誤りがあると思います。
内田樹先生が書いていたのかな、その内容を以下に書きます。
「私企業であれば利潤を出すのが目的です。組織のメンバーの中で黒字を出すひとは30%です。可もなく不可もないひとが40%。残りの30%は赤字を出すひとなのです。そして、もし赤字を出す30%の人に首を切って、新らたに優秀なひとをいれたとします。そうするとそれまで黒字を出していたはずのひとや可もなく不可もなくであったひとか、新たに入った優秀なひとの中から赤字を出すひとが出て来始めます。結局瀬角首まで切って、優秀なひとを入れたのに、組織の構成は変わらないのです。黒字を出すひとが30%で、可もなく不可もないひとが40%で、赤字を出すひとが30%にしかならないのです」
この数字は間違っている可能性があります。
でも事実そうなんですよ。
これは本当にその通りなんです。
「組織の構成」はこうしかなりません。
本当に不思議です。
この通りです。
大企業に「追い出し部屋」なるものがあると聞いています。
「お前早くやめろ」というポジションです。昔でいえば「窓際族」です。
そこにいる人って申し訳ないのですが、企業に赤字を出すひとではあるのです。
だからそういう所に追いやられているのですよ。
でも内田先生の指摘は本当に当たっています。
あの通りです。
だから、そういう事がわかれば、「追い出し部屋」とか「窓際族」とかを作るという発想にはいかないはずです。
そういう人が辞職しても結局何も変わりませんから。
本当にそうなんですよ。
あれは本当に不思議です。
「組織の構成」に変化は起きません。
「起きない」んです。
結果一緒なんです。
「精鋭集団だけでやろう」と思っても、一過性のプロジェクトでなら存在し得るのかもしれませんが、比較的長期に渡るグループ(集団)であれば「組織の構成」には変化は起きないのです。
繰り返しになるので書きませんが、30%、40%、30%の割合に変化が起きることはありないとだけは書いておきます。