私は今は本は一冊出していますがしょせん無名ブロガーです。
「勉強しましょう」とかいうとイヤミでしかないので普段私がいうことはないのですが日本企業は本当に勉強した方がいいとしか言えません。
たとえばトイレです。TOTOにしてもINAXにしても「マーケッティング」に関する部署があるはずですが機能していません。
これは「マーケッティング以前の問題」のような気もするのですが。
私は一人暮らしなのですが自宅のトイレで小用を足すときに「座って」用を足しているのです。
理由があなたにはわかると思います。
今のトイレで男がたって小用を足すとトイレを汚してしまうのでからです。
私は一人モノですしトイレ掃除も自分でするので座って用を足すというとても面倒なことをしています。
それから女性でトイレの音が気になるという理由で用を足しているときに水を流すひとがいます。
前にいた職場で男がたって用を出していると用を足す音が聞こえて私はとても不愉快な思いをしています。
ある時私はあるフレーズを呟いて自分で笑ったことがあります。今更自分がそんな言葉を呟いていたことに笑ったのですがそのフレーズとは「顧客のニーズ」です。
TOTOもINAXも「顧客のニーズ」を何十年も無視しつづけています。TOTOもINAXもナニをしているのでしょうか。
これは「マーケッティング以前の問題だ」と私にいわれてもいたしかたないでしょう。
伊丹十三さんに関してあの方がご存命の時にはそんなに興味はなかったのですが他界された後になって「よくあの仕事をしてくれた」と時々思うのです。
たとえば若いひとで「バブルの頃はよかったんでしょ」というひとには「マルサの女2」を勧めるのです。日本人が銭の亡者になっていた様子の記録として重要なのです。
伊丹さんはいわゆる「店」で働いた経験はないはずなのによくわかると思うのが「たんぽぽ」です。ラーメン店の立て直しの物語なのですが
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山崎努さん演じる主人公が宮本信子さん演じるはやらないラーメン屋の女主人を助ける物語です。
二人で人気のラーメン店に行って食べ物して帰る場面があるのです。山崎勉さん演じるできる男は「この店の店員たちにはムダな動きが多い」というのです。
店で働いているひとにはぜひ観てほしい映画なのですが私が客で言って「それムダだ」と思うとイラっとします。ある店でオバチャンが大声で話しているのです。良い悪いではなくてそれは「ムダな大声」なのです。全員に伝える必要がある業務連絡なら大声を出す必要がありますがどうでもいいこともそのオバチャンは大声を出しているのです。
ムダなんですよ
それからこの言葉も今更いうのも恥ずかしい言葉なのですが「時代はロングテール」です。
私がとても尊敬しているポジ熊さんという方のアドバイスを私は基本守っています。
そのアドバイスとは「腐るワードは使わない方がいいですよ」というものです。
松居さん御本人の問題について私は言及するつもりはありません。
マスコミのありかたを問題にしているのです。
メディアがデジタルに移行してコンテンツ(番組や記事の内容)は長く持つようになっているのです。
私は見ませんが「ワイドショー」も一回作って終わりという時代ではありません。一回の放送で10年20年商売をする時代なのです。
でもある種のマスコミは「腐るワード」で埋め尽くされています。
松居さんもバカにする意味でこれ書くワケではありません。
「松居一代」というワードは「腐るワード」に他ならないのです。
私は細々とコラムを出版したりしています。増刷もあり得ないのですが一応リンクを張っておきます。
全コラムニストが思って(考えて感じて)いることなのですがコラムの出版はコラムニストにとっては苦しいことです。
「あのときはそう考えていたのだけれどももう考えが変わっているだが時代の空気を残すという意味がコラムの出版にはあるのでテニオハはなおしても趣旨を治すとコラムをまとめて出版する意味がないから趣旨は治せないから」です。
テレビや雑誌のスタッフや出演者も「今はそういう気持ち」が必要なのです。
繰り返しますが「時代がロングテールだから」です。
商売の勉強をちょっとはしましょうか。
(私は今そうとうカッカしていました。そうとう私はこういう件で怒っているみたいです)