世の中と私

グチです。でも世間のおかしさをいちいちいうと世間にいられないでしょ。

小室哲哉さんはサンプリングオタク

90年代に一世を風靡した小室哲哉さんなのですが、基本好きです。

 

小室哲哉さんはサンプリングオタクです。あの音はサンプリングの音です。どこで拾ってくるのかは不明なのですが、とにかくサンプリングしまくっています。とにかくサンプリングしまくるのです。サンプリングの音が八分音符なんとかに渡たる場合もあるのですが、とにかくあの音はサンプリングの音ですね。

 

それからソコは好きなのですが、リピートが多いんですよ。しかも転調してリピートが私は好きなのです。

 

その二つは好きですよ。

 

でも小室さんは「地声の高いところ」が異常に好きですよ。昔のブリティッシュハードロックではないのですから、「地声の高いところ」にあそこまで固執するひとは他にはいなんだろうな。あの人は「地声の高いところ」が異常に好きなんですよね。声フェチなんでしょうね。だからTMネットワーク時代からそうですよ。宇都宮さんの「地声の高いところ」を異常にフィーチャーしていたでしょう。あれは小室さんの好みです。そういう意味でいうと小室哲哉の選択権(チョイス)はないですね。私からすれば渡辺美里の仕事の方が好きなのですが。渡辺美里はアルト(女性の低い声)ですね。歌手って低音域もあるし、中音域もあるし、高音域もあるし、裏声もあるでしょ。でも小室さんは「地声の高いところ」を異常にフィーチャーするひとなんですよ。

 

かってに想像しているのですが、あのひとは「遊びが苦手なひと」だろうな。苦手なんでしょうね。ゴルフとか高級な飲食店であるとかが苦手な人です。だからフェラーリ買ったりしていたんですが、あれは「通勤用」でした。お金はあるんだけれども「遊びが苦手」なので使わないでしょ。一頃のリリーススピードを考えるとマンション(まあ高級なのでしょうが)とスタジオ(そうとうこもっていたはずです)を行ったり来たりだけの生活だったはずです。そこで小室哲哉が考えるのです。「オレ結構稼いでいるよね。でも使ってないから。使うのは苦手だし。じゃあフェラーリで通勤しようかな」と。小室さん、あのね、フェラーリは通勤に使うような車じゃないんですよ。遊び車っていうか、お金持ちの道楽みたいな車ですよ。それを通勤に使ってどうするんですか。

 

あとシングルに固執していたんですよ。ポップミュージックの流れで、「アルバムオリエンティッド」(アルバム中心の音楽活動)っていうものがあるのですが、小室さんはシングルに固執していたなあ。

 

でも、そういうところも含めて好きは好きですね。

 

通勤にフェラーリを使うのもどうかとは思いますが。

 

そういうことも含めての小室哲哉さんなのでしょうね。そういうところも含めて私は小室さんが好きなのですが。