達郎さんが、当時のほぼ同世代のひとたちとバンドを組んで歌っています。
ザ・ピーナッツの歌です。
達郎さんは「マイナーなメロディが何か苦手だ」と発言されていたと思います。
達郎さんの声質がどこかメジャーなんですよ。
声質が「明るい」です。
これは松任谷由実さんが指摘されていたのですが、今年大ヒットを飛ばした宇多田ヒカルさんは声質がどこかマイナーです。
「暗い」という言い方は当たりませんが「哀愁がある」というか、そういう声質です。
「声の質」ってやっぱり重要です。
松任谷由実さんだって、あの倍音がそうとうはいっている「声質」が魅力的ですし。
マイナーとかメジャーとかいう言い方は当てはまりませんが、矢野顕子さんの声は「やわらかい」でしょ。
本当に「やわらかい」声です。
竹内まりやさんの声質には「安心感」があります。
「安定感」というべきなのかな。
ピッチがどうだとか、そういうことではないです。
とてもうまいひとでも声質の魅力がもうちょっとあればなあと思うことも多々ありますし。
でも前にNHKの女性のアナウンサーのかたがおっしゃっていたんですが、先輩からいわれた言葉です。
「お前地歌でも習っとけ」とかいう言葉です。
その方は声が高いのでニュースを読むときの安定感にかけるのでということだったのですよ。
でもオペラの発声がやっぱりすべてではないので、民謡の訓練をしたひとは声が衰えないでしょ。
そういうことがあるじゃないですか。
商業化しか民謡に対する批判もあります。
浪曲は語りですし、音程が悪くなる傾向があるしなあ。
なんかいろいろあると思います。
全然まとまっていませんが、それはいつものことです。