世の中と私

グチです。でも世間のおかしさをいちいちいうと世間にいられないでしょ。

あれは実験だったのだが 嫌韓 亀田大毅 憎悪

その頃嫌韓のムーブメントが来ていた。なんとなくユーチューブで嫌韓がらみの動画を続けてみることにした。関連動画が表示されるのでそういうことが可能なのだ。

 

半日そういうことをしていたら私は韓国のことが大嫌いになっていた。でもそれは実験だったので自分がそれまで関心がなかった韓国を自分が異常に嫌っていることが不思議だった。

 

亀田大毅内藤大助の試合が話題になっていることを知りテレビで二人の試合を観た。私はボクシングのことがまったくわからないのだが。試合を見て「ボクシングって殴りあいのはずなんだけれども殴りあわないな」と思った。

 

そしてこの件に関するテレビ報道を見ていたら自分はどういう気持ちになるんだろうと思いながらテレビを観ていた。そうすると亀田大毅のことが心底憎らしくなっていたのだ。でもそれは実験だったのでボクシングにも亀田大毅にもまったく関心がなかった自分がこれほどの憎悪にかられていることが不思議で滑稽でもあった。そして夕方のストレートニュースの時間に亀田大毅の記者会見が行われた。つめかけた記者たちは彼をつるしあげていたのだが。

 

自分でもわからないのだが自分で驚くほどの憎悪が二回とも膨れ上がったのだ。

 

私は自分が自分で怖いのでもうこういうことはしないが、みなさんは大丈夫ですか。

 

マスコミ関係各位はその時その時の報道を観ないわけにはいかないんだろうけれども。