私は当然日本人なので「弁当」なる存在は普通です。
ですがヨーロッパに在住されている日本人女性のリポートによればヨーロッパの駅では基本サンドイッチしか売れていないというのです。
昔兵藤ゆきさんがアメリカでお子さんの学校から「弁当をもってきてください」と言われたので張り切って弁当を作っていったら他のアメリカ人のお母さんたちからその弁当があまりに手がこんでいることで驚かれたという話をどこかでされていました。
同じ東アジアでも多くの国では「屋台文化」が盛んです。ランチはああいうところで食べるものなのでしょう。
「弁当」という概念concept自体ない国の方が多いのかもしれません。
あるひとが子供のころに食が細かったのでお母さんが普通の食事を「お弁当みたいにしてくれていた」という話があるくらいに日本人にとっては弁当という存在は独特の意味があるのですが。
麒麟の川島さんがヨーロッパに行かれた時にカップうどんをもっていかれたそうなのですが日本には「だし文化」があるので「だし」という概念conceptがわからない国や地域がそうとうあるはずです。
私は定食屋にいた時期もあるのですがそこではカレーを伸ばすのに一番ダシの変形を使っていました。
カレーはそもそもスパイス文化のものなのですが。
どこの国の文化であっても「より雑種性が高い文化」が上位文化になるということがあるようです。
たとえば「フランス料理」です。
今のブランス料理はそうとう雑種性が高いのです。
これは男目線の話ではあるのですが「どこの街の女性が一番キレイなのか」という話が昔あってたいてい「モスクワとリオデジャネイロ」という話に落ち着ていたのです。
異人種間での結婚がモスクワでもリオデジャネイロでも多いはずです。結果美人が多いということはあながちこちじけではないはずです。
余計な話ですが今の日本の家庭料理のレベルはここ何十年間でおそろしく上がっているので(特に働いている女性)家庭料理で手を抜くことを覚えてた方が良いですよ。
和食で「一汁一菜」というのですから夕ご飯であっても「今日は味噌汁しかつくらない。後はコンビニのおかずでいい」くらいの気持ちじゃないと働きながら主婦をやっている女性は腹が立ちます。
大げさではなく子育てがひと段落つくまでの間の主婦はなりふり構っていられない状況のはずです。
そういう時期は亭主に普通に「あなたご飯が外で食べてきて」といって全然かまいません。
あるいは「あなた今日は子守りお願い」といっても良いのです。
子育てがひと段落つくまではそういうことはわがままではありませんから。