世の中と私

グチです。でも世間のおかしさをいちいちいうと世間にいられないでしょ。

50代のゲイがフジテレビとんねるずののホモ騒動を説明に挑む

ここを言わないととんねるずの昔のホモネタの騒動があなたにはよくわからないと思うので私が説明に挑みます。

 

ある時期の日本ではひとをバカにするときに「あのひとホモでしょ」とかある仕事を罵倒するときに「あんなのホモだ!」という言い方がありました。それを非難するつもりでこれを書いているわけではありません。

 

あるいはある時期の日本では「男が男を好きだなんて気持ち悪いよね」であるとか「ゲイだなんだって言ったってしょせん変態でしょ」とかいう「時代の気分」があったのです。これもそういう風潮を非難するために書いているわけではありません。

 

そういう「時代の気分」の中にいるゲイが「自分のことをどう感じるのか」ということを問題にしたいのです。

 

そしてそのことが今回の問題を解釈する上ではとても重要なのです。

 

結論から言います。

 

「自分は気持ち悪い」「自分は変態なんだ」「自分が男が好きだなんてダメなことなんだ」と感じていたひとが多数いたのです。

 

ゲイとはいえ男は男です。男の性愛は「衝動的」で「直線的」です。

 

昔は文通である時期以降はネットである時期以降はアプリでゲイ同士が出会うことは普通でした。

 

また「発展場」とよばれる「ゲイが性欲だけを満たす場所」もそこそこの町にはあるのです。

 

私自身普段「自分で自分がゲイであることを自分で責めていた」のです。「そういうのは気持ち悪いからダメだなんだ」であるとか「自分は気持ち悪い存在なんだ」と思って(考えて感じて)。

 

でも当時若かったですし性的にどうしても満たされたかったのです。そうなるとたまらなくなって同じゲイの男性と性欲を満たすためだけのためにあっていました。でもそういう行為をした後にはやはり自分を責めていたのです。

 

とんねるずのネタに関して「ああいう風なネタをやられてちょっとナヨっとした男の子が学校でいじめられていた」じゃないかという風な解釈が一般です。

 

論点はそこはないと私はみています。問題は「石橋さんのネタのキャラクターが気持ち悪かった」という点にあったのです。

 

そこを非難するために書いているわけでもありません。

 

石橋さん演じていたキャラクラーの気持ち悪さをみたある世代のゲイは「やっぱり自分は気持ち悪い変態なんだ」と思わざるを得なかったことが問題だったのです。

 

もともとある世代のゲイはもともと「自分で自分は気持ち悪い」と思いながら日常生活を送っていたのです。これは大前提です。

 

そういうひとが石橋さんが演じていた「気持ち悪いキャラクター」を観て「やっぱり自分はあんな風に気持ち悪いんだよね」と思わざるを得なくて「苦しかった」という問題が当時あったのです。

 

私は「文化」が「感性」まで変えるのだと思ってとても驚いていますが今の日本では「ゲイが気持ち悪い」「ゲイとかいってもあんなものはしょせん変態だ」という「感性」がとても薄れているのです。

 

あなたも「ゲイが気持ち悪い変態だ」とは「感じない」でしょう。

 

「時代の気分(文化)は感性まで変える」のです。