世の中と私

グチです。でも世間のおかしさをいちいちいうと世間にいられないでしょ。

宅配業者さんが乱暴だと言われています そうです

宅配業者さんの非難する記事があります。記事の通りです。私は宅配業はしたことがありません。でも記事の内容は当たっていると思うのです。

 

JCASTなのですが。

 

www.j-cast.com

 

こういうのは個人の資質ではありません。労働実態が問題なのです。労働条件が悪いのです。それだけのことではあるのですが。ここが難しいところでいろいろ事情があるひとが労働条件は厳しいが短期間で稼げる仕事を探す場合があるのです。カンタンな例が借金がある場合です。そういう場合に厳しい労働条件だとしてもお金が良いところに行く場合が多々あるのです。

 

私にもそういう時期がありました。そういう場合に労働条件は悪いのだけれども給料が良い仕事がないと困るのです。こういう仕事はある種必要悪として存在します。私もそういう仕事でなんとかした時期がありますし。こういう仕事がないと困るひとが多数います。でも必要悪といえば必要悪なのでしょう。

 

私の経験上そういうことはいくらでもありました。知識はあるので「この労働条件はたぶん法律に抵触する」と思いながら、でも労働基準の監督するところに出てきてもらっては困ると思いながら働いていたことがあります。サービス残業も、仕事の量が多いのでサービス残業をしないとどうしてもこなせなかった場合があるのです。あるいはこずかい稼ぎだと割り切っていたのですが法定最低賃金以下で働いていた時期もあります。そういうところで働いていた仲間が怒って役所に持ち出したのでしょうか。当然問題になりましたが、そこが私には何ともいえないところだったのです。

 

例えば借金があるという場合に、その借金は公共機関でなんとかするであるとか種々の事情をなんとかしてくれるどこかがあった方が良いと私は考えています。でも働いてなんとかしようという発想や行動を誰かがとがめだてするのもおかしいと思いませんか。

 

なんとも難しいところなのです。自己責任論でいえばご本人たちが働いて何とかこの状況をしのごうとすることはむしろ褒められるべきことです。でも私もそうなのですが、私は私の借金で苦しんだ訳ではないのです。親の借金が苦しかったのです。もう終わりましたが。

 

私の友人も同様で、以前に彼がボチボチ結婚しようと思って女性とお付き合いをしていたのですが、親が借金がそうとうあることとそれを返していることを告げると女性から逃げられるといって笑っていました。

 

私にしても彼にしてもオヤの借金が苦しいひとだったのです。(最近その人とは会っていませんが)

 

これって自己責任なのでしょうか。私にはわかりません。