世の中と私

グチです。でも世間のおかしさをいちいちいうと世間にいられないでしょ。

笑福亭鶴瓶さんときたろうさんに私は勝手に親近感を持っています 落語素人ヨタ話

きたろうさんに私は会いたくないです。思考回路が独特でどういう思考がきたろうさんの頭脳でまわっているのかまったくわからないからです。思考回路がそうとう変わっているんですよ。どういう思考がどうまわってどういう言葉を発して、どういう行動をとるのかが私にはさっぱりわからないからです。

 

笑福亭鶴瓶さんは落語とか鶴瓶話を聞きたいのかな。ファンです。投稿したことは一度もないのですが「ぬかるみの世界」だったかなああいうのを聴いていましたし。私みたいなひとが結構いるみたいですね。アマゾンのリンクをはりますが「福福荘の福ちゃん」という映画があります。喜劇映画です。

 

福福荘の福ちゃん [DVD]

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この映画の監督が藤田容介さんなのですが、このひとが「ぬかるみの世界」のハガキ職人をやっていてぬかるみんというラジオネームだったらしいのです。鶴瓶さんの日本放送のラジオ「日曜日のソレ」でしりました。「ぬかるみんが映画監督やってるんだ」と思って私は驚いたのです。「日曜日のそれ」のリンク張っておきます。

 

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森三中はなんかヘンで黒沢さんっているでしょ。あのひとが何か変なんですよ。独特すぎて説明できないんですが。結構かわいい人ですよ。でも本当にテレビ普通に出ているの独特すぎて説明できないんです。黒沢さんが超ヘンですよ。かわいいし魅力的なんですが。

 

長年自分は普通だと信じていたんですよ。それを言い訳にして当分タバコを吸おうかなと思っているのですが、「喫煙所トーク」ってあるんですよ。同じ職場での「喫煙所でしか話さないこと」があるんです。いろいろな部署から喫煙所にひとが来ます。そこで情報交換をしているんです。

 

タバコは体に悪いです。それは本当にそうです。ただタバコって酒に似ていてイヤなひとと一緒には吸いたくないんです。気の合うひとと吸いたいものなんです。だから小さいところで働いているときに気があうひとがいないと思うとワザと一人で吸ってたりするのです。

 

皆が基本知り合いなら話が違うのですが、まったく知らない人の話を喫煙所で私が聴いていたりしたんです。これはみんながそうなんだと思い込んでいたのですが、そうではないらしとあるときに気がつきました。

 

病院に友達を見舞いに行ったときに(女性だったのですが)彼女とタバコを吸っていたら知らない男性から話しかけられて彼女は完璧に退屈しているのはわかっていたのですが、あんまり楽しそうに話しかけられるし、その話題に私が対応できたので普通に10分以上は話していました。

 

ちょっと専門的な知識が必要な会話でしたし、そういう知識があるひとはあまりいないから、このひとも楽しそうだし、彼女は完璧に退屈しているけど、まあいいかとその時は思っていました。

 

別の時にある町の喫煙所でベンチに腰かけてタバコを吸っていたらお年寄りから話かけられて普通に話をしていたんです。その場にいた人が全然話さないので不思議だとは思っていたし、話し終わった後にそのひとから「よく話せるね」といわれて、「イヤ普通なんだけど」と思っていたのです。

 

そういう話を別の友人にしたら「町の喫煙所で話なんかしませんよ」と言われれて「えっ、そうなの」と思ったんです。私みたいなひとが時々いるらしいのです。

 

きたろうさんに大竹まことさんが言っていたんです。「お前と一緒にラーメン食ってるといきなり知らないひとがお酢をかけるとおいしいとかいうだろっ、あれはなんだよ」と。

 

鶴瓶さんはどこか計算はあります。計算というといやらしいのですが、独特の抵抗のなさがあるのです。ご本人は「自分は自開症やねん」とおっしゃっているのですが、本当に「自開症」なんですよ。

 

鶴瓶さんは当然有名じゃないですか。有名な方が居酒屋にいく時は「個室」ですよ。でも鶴瓶さんは「個室」の時もあるのでしょうが、「皆で飲んだ方が楽しいやん。それに今日はキレイな女優さんと一緒やし、この人とは仕事仲間なんかやけれども、変に勘繰られてもかなんし」ということでそのキレイな女優さんと店のほかのお客さんの一緒に飲むひとなんですよ。「自開症」なんですよ、あのひと。

 

私にはそれがどこかわかるんです。私の人間関係って自分が閉じるか開くかしか基本ないんです。だから「記号」みたいな意味があって聴いていなくても耳にインナーイヤーヘッドフォンをいれていることがあります。あまり好ましい環境でない時には実際に聞くのですが、それって音楽を楽しみたいということもあるのですが話しかけられても「すいません。聞こえませんでした」って言えるからなんですよ。

 

私にとっては読書って「自分の殻に閉じこもる」という意味があるので本さえあれば自分の世界に入れるので、本をもっているのです。私にはキンドルとか超良いのです。

 

逆に開いているときには開いてしまう方が楽なんです。

 

開くと人間関係がすごく楽なんですよ。

 

そこは鶴瓶さんは私にとっては普通なんですが、テレビを観ていて内心私がつっこんでいる場面があるのです。鶴瓶さんは「聴くだけにしよっ」という場面が多々あるひとなんです。今年も放送するのかどうかしりませんが、(この時はコメディアンなので、この呼び方ですよね)ビートたけしさんと二人で番組をやるときに「たけし兄さんさんが話したはるわオレは聴くだけにしとこっ」と思ってしゃべらなくないことが普通にあるのです。

 

そこが鶴瓶さんが漫才師ではなくて噺家さんなのでしょう。私は内心「そこは会話芸じゃないですか」と思うのですが、鶴瓶さんはやっぱり漫才じゃないんです。あのひとは噺家なんで「会話芸」をしないのです。あんなにしゃべりがうまいひとなのにです。

 

ホール落語とかあって地方在住のものはすごくいいのですが、春風亭小朝さんが熊本で落語をやってくれたりするのです。小朝さんは噺家としてキレイで品があって、なおかつ良いのです。ホール落語があるからそういうのを聴けるのです。もうありがたいです。噺家は基本コメディアンではないのでテレビで笑いが取れるかどうかは別問題です。

 

私はどこか落語が好きなのでしょうね。精進されているようですが今の9代目林家正蔵が一頃テレビで頑張っていたのですが、私は内心「あなたは三平の子なんだけれども、昭和の爆笑王林家三平の子じゃなくて、7代目正蔵の孫で行くひとなんでしょう」と思っていましたから。「爆笑はいいから良い人情話をして欲しいんだけれども」とも思っていたんです。

 

正蔵さんも今はすっかり偉くなっているようですが。

 

噺家さんは会話芸ではないで、漫才師とはやはり違うようです。あれは「語る」とかそういう世界ですね。テレビで正直つまらないひとでも落語は超一流があるのです。すごい方なのですが立川志の輔さんがテレビの司会を長年されています。NHKのガッテンなのですが。志の輔さんが超一流の噺家なのですが、やっぱり「語り」のひとなのでしょうか。司会をされている経験が生きるのでしょうが、どこか「会話芸」とは違う気がします。

 

落語も会話芸ですが、一人で複数のひとの会話をするでしょ。そこが違う漫才とは違うと私は勝手に信じているのです。

 

噺家としてです、テレビのバラエティタレントとしてではありません。春風亭昇太さんが志の輔さんと同期らしのです。昇太さんの志の輔さんに対する評価が面白いんですよ。

 

「あいつ(同期ですからタメ口です)は談志のところに行ったでしょ。オレは柳昇のところに行くひとだから全然違う」という評価なんですよ。

 

私は芸界のひとではないので「さんづけ」なのですが、春風亭柳昇さんが本当に穏やかでやさしい雰囲気の方だったのです。でも談志さんが(お人柄ではないのですが)私は「こわい」です。

 

談志さんには「冴え」とか「キレ」があったんです。そこは私は怖ったのです。

 

談志さん話を書くのですが、「談志さんの落語でも聴こう」と思ってCDを軽い気持ちで借りたことがあったのですが、聴いて驚きました。「講談」をやっていらしたんです。大きな話があってその中の一部だけを語るものが講談です。落語をやるからといって普通「講談」が出来るとかそういうモノではないのです。もうお目にかからなくてよかったです。

 

談志さんが怖い方という意味ではないのですが、私は死ぬほど緊張していたはずです。「ひとを見抜く」みたいなところが普通にあったのです。お目にかかっていたら緊張していただろうな。

 

申し訳ないのですが、現桂文枝さんです。私には今でもどこか三枝さんなのですが、昔「ヤングOH!OH!」をやってらしたのですが、これが当時あまり面白くなかったのです。だってことはドリフターズだったんです。でも後で気がつくのですが、若手噺家がドリフをやることに意味があったのです。

 

番組名が出しませんが、「このひとはすごい」と思ったことがあります。年末の番組です。留学生の方が餅つきをされていたのですが下手だったのです。文枝さんが何気に「うまそやないな」というのです。本当においしそうじゃなかったのです。それをテレビ司会者が言うのがスゴイのです。その番組では多分お餅を差し替えていました。文枝さんにがなんとなく「もうできたん?」とかいうんです。これは私は面白かったんです。

 

文枝さんのテレビの企画力とか、創作落語への情熱とかすごい方です。もちろんテレビで観て笑えるかどうかと噺家としての力とはちがう力なのでしょう。

 

落語素人ヨタ話をしてしまいました。落語は素人が軽くなにかをいう世界ではないので今まで落語に関しては語るまい、書くまいと思っていたのですが、語って、書いてしまいました。