テレビをなんとなく見ていたらspecというドラマが面白そうだなと思いました。
ただイヤな終わり方をするような気もして、どうしようかと思ったのですが、ノベラゼイションを読むことにしました。
書店員の方とも「この話は」とちょっと話もしましたし、話題だったのでしょう。
女性の脚本家の手によるものらしく女性の男への期待があると私は思いました。
主人公の女性はいわば才能のかたまりです。
頭脳も明晰ですし、究極ともいえるある種のちからももっているという設定です。
対する男性のほうはいわばなにももってはいない設定になっています。
ただ「気合」みたいなものは異常にあって、それで女性と五分五分の仕事をします。
ちょっと適切な言葉が見当たらないのですが、女性は男に「気合」のようなものだけを今の日本では求めているようなのです。
もちろん「うざくない」のは前提なのでしょうが。
よけいな話ですが、「極道の妻たち」という映画シリーズがヒットしました。
あそこで輝いていたのはほぼんど女性だけです。
あれは原作は女性ですが、作っていたのは男性でしょ。
今の女性はほかのなにかはいらないといっている気がします。
この言葉も似つかわしくないのですが「気合」のような何かが男性にはあるようなのだが、それが自分にはどうもないらしいと感じているようなのです。
もちろん女性にも「気合」はありますよ。
だけれどもここで言っている「気合」のようなものは、男性にだけあるような何かなのでしょう。
何かそういう精神性みたいなものが「おとこ」にあるのかもしれません。