「メディアに踊らされている」というひとはたいていネット民です。
そういうひとはネットに踊らされています。
でもメディアもなあって思いますよね。
そういうときは「優秀な個人」の話を聞く必要があります。
どこでなので、でしょうか。
私はテレビには「ひとを紹介する役割がある」と思うのです。
私は、「テレビでこういうひとがいるなあ」と最近発見していません。
観ていませんが「ホンマでっかTV」はそういうことをしていると思います。
でも、テレビがそういう役割をどこか放棄していませんか。
それは大問題だと私は思います。
私はぼちぼちそういう風に名乗っても良いと感じていますが、橋本治さんの弟子らしいのです。
あるときに橋本治さんの本を読もうと思って、高橋源一郎さんとの対談本を読みました。いちいち本の紹介はしませんが。
その中に「内田樹」という名前が出て来ました。
私は「内田樹って誰だろう」と思いました。
だいたい「樹」ってどう読むのかなとか。
「たつる」なのですが。
それで、その時話題になっていた本が気になっていて、本屋さんをウロウロしていました。
「なんだ、この対談はもともとサイト-Sightっていう渋谷陽一さんの雑誌での対談がもとになってるだ」と思いました。
ここで「検索」をかけました。
そして「辺境ラジオ」の存在をしり、MBSアナウンサーの西靖さんと精神科医の名越康文先生を発見しました。
今の私がやっていたことを「ひと」と「ひと」とのつながりを振り返ってみましょう。
振り出しは「橋本治」さんです。
次が「高橋源一郎」さん。
次が「内田樹」先生。
リアルでもあるでしょ、「このひとの知り合いなら大丈夫かな」って思うこと。
私が「橋本治」さんを信頼していたことが大前提です。
「ひと」でしょ。
今の流れなしに、私はいきなり「内田樹」先生に出会ってはいませんよね。
そうでしょ。
あなたにもリアルであれ、メディアであれ、ネットであれ、
「このひとは信頼できるよね」
というひとがいますよね。
そのひとが「振り出し」です。
「ひと」なんですよ。
「ひと」。
ネット社会だから余計に「ひと」です。
ネット社会でしょ。
「このひとは」っていう「ひと」を見つけましょう。
そしてググれば良いんですよ
誰かいます。
「このひとは、このひとのことを信頼しているよね」ってあなたもわかります。
「考えがあわないところもあるんだろうけれども、信頼しているよね」というのがわかります。
そのひとが次の「ひと」です。
別にネットで完結してもいいんですよ。
あなたが「ひと」を発見するんですよ。
それは「出会い」です。
しょせんネット上の事柄だとしても「出会い」です。
「出会いましょう」。