ぼやかして書きますが、ある時に僕の上司ではないのですが、
僕より上のポジションで
でも僕よりはるかに若い女性にダメだしをしました。
彼女は調理実習の責任者だったのですが、
「失敗」でした。
その調理実習ではソフトケーキを作るはずだったのですが、
出来上がったのはクッキーでした。
カントリーマームです。
原因は簡単です。
小麦粉の量が足りなかった。
それだけです。
その件について僕は彼女にダメだしをしました。
ものすごく基本的なところからです。
比重っていうでしょ。
あの基本って水なんです。
水が1ミリリットルで1グラムです。
水が1リットルなら1キロです。
水が基本です。
彼女はレシピ通りに作っていませんでした。
レシピでは小麦粉は「重量」なのに「体積」であわせていたのです。
それではだれがどうやっても失敗します。
案の定カントリーマームができたわけですし。
その件について僕がダメだしをしたら
彼女は「カップに粉用の目盛りがあって・・・」とまず言い訳しました。
そして「○○さん(彼女の同僚の男性)がソフトケーキ用じゃない紙の容器を買って来たので熱伝導率(!)が違ったので膨らまなかったんです」という言い訳を重ねました。
僕が激怒したかって?
しませんよ。
何故なんでしょうか。
なれているからです。
昔から「無理が通れば通りが引っ込む」っていうでしょ。
そういう目には死ぬほどあっています。
不条理とかいいます。
世の中って不条理です。
重さで合わせるだけのことがわからないひと、自分のミスを同僚のせいにするひと、熱伝導率(!)とかワケのわからないことをいうひと。
そういうたぐいのひとには死ぬほど付き合ってきました。
だから慣れています。
でも、もういいかな。
もうなんだかよくわからないひととのおつきあいは遠慮します。
今までそういうことは死ぬほどしてきましたし、卒業します。
勉強だったんでしょうけれども、ホントにつらかったんですよね。
この話が分かるひと、いっぱいいると思いますよ。
みなさんも卒業しましょう。
こういうのは無駄なストレスです。